究極の山野草・高山植物
日光・那須シリーズ


 日光の白根山での群生は有名です。花がタチアオイに似ているので、この名前が付けられました。また、フヨウ(芙蓉)の花にも似ているので、ヤマフヨウ、ハルフヨウとも呼ばれています。平地でも栽培しやすく、可憐な花を次から次へと咲かせる高山植物です。

■栽培のポイント■
●植えつけ
 鉢植えの場合の用土は、山砂5・ピートモス3・腐葉土2位の混合にします。なお、砂を少し多めにして、ピートモスや腐葉土を少なくしてもOKです。庭植えの場合は、10月から11月に、落葉樹の下に植えつけます。落葉樹の葉陰になるようなところに、深さ約30cm、直径約30cmの穴を掘り、前述の鉢植えの用土を入れます。植えつける深さは、地表面と芽のあいだを約5cmくらいにします。冬に霜柱などの危険があるところでは、上に落葉やムシロ、ワラなどをかけて保護しましょう。

●管理
 置き場所は、春の開花までは日当たりのよいところ、梅雨明けからは二枚重ねくらいの寒冷紗下に保護し、10月ごろから寒冷紗を取り除きます。冬は、鉢ごと土の中に埋めるか、乾風のあたらない日だまりに置きます。水やりは、春から入梅までと秋は1日1回朝のうちにたっぷりやり、梅雨は、から梅雨以外は控えます。夏は、1日1回朝のうちにたっぷりとやり、昼過ぎには鉢内が乾くようにし、夕方に葉水程度の散水を行います。冬は、暖地では3〜5日に1回、よく晴れた日の午前中にやります。しかし、寒冷地では土中が凍っていますから、とけるまで放置しておきます。肥料は、開花後すぐに鉢の縁に油かすを茶サジ一杯くらい置き、10月頃、同様に油かすを置きます。そのほかは、冬季、梅雨、盛夏を除き、ハイポネックスの水溶液(ハイポネックス茶サジ一杯を10mlの水でといたもの)を週1回位施します。

●失敗メモ
 地下茎がかなり太く、多湿に弱いものです。腐植質を好みますから、ピートモスや腐葉土を混入しますが、それが不必要に保水の役を果たし、春に芽が出るどころか、芽も出ないということになりかねません。多湿には極力注意しましょう。1日1回は、必ず鉢内を乾かさなければいけません。
 トウヤク(センブリ:胃腸薬として有名)と同じように薬になることから、この名前がつけられました。リンドウ(竜胆)は竜の胆くらい苦い(とても苦い)ことから由来しています。トウヤクリンドウは高山の砂礫地に生育し、火山性の岩盤を好みます。透明感がありとてもきれいな花です。
 遠く中国では紫色の種もあるそうですが、クリーム色の花をつけるリンドウは本州では本種だけです。シラネアオイが減少した日光白根山にとって、このトウヤクリンドウが、白根を代表する花になりつつあります。

■栽培のポイント■
●植えつけ
 乾燥にはわりに強いので、用土は根腐れを防ぐことに主眼をおき、山砂単用とします。素焼きの深鉢の底から三分の一の深さに、大豆粒大の山砂を山形に盛り、その山に根をまたがらせます。その上から小豆粒大の砂、米粒大の砂の順で、根を埋めます。

●管理
 置き場所は、日のよく当たる、風通しの良い棚にします。八月中下旬に花をつけ、冬には地上部は枯れます。水やりは、毎朝1回たっぷりやります。砂単用ですから、根腐れの心配はありません。鉢の中の空気を新しい空気と入れかえるつもりで、水を十分に注ぎます。肥培しないと蕾がつきません。春から梅雨時までは、油かすの置肥をします。その後は、ハイポネックスなどの水溶液を、月に3回くらい与えます。

●失敗メモ
 梅雨時期に茎の付け根を腐らせてしまう方が多いようです。
 石川県の白山で最初に見つけられました。花の形かたちや咲き方が、千鳥に似ているので、ちどりと名づけられました。6〜7月に紅紫のかわいい花を咲かせます。

■栽培のポイント■
●植えつけ
 ラン科植物は、根の生育を阻害されることを嫌うため、水はけが良く、保水性があり、通気性のある用土が基本であるが、一種類の用土では、これらを満たすことが出来ないため、何種類かの用土を混合して用います。小粒の硬質鹿沼土と焼赤玉土を7:3の割合で混合し、鉢内の保水性を調整するため、使用する鉢に応じて粉状水苔を1〜3割程混合します。水苔は、生命力が強いため、長い間乾燥状態にあっても灌水しているうち発芽するため、殺菌も兼ねて熱湯で煮沸していから用いたほうが良いでしょう。用土も、目ずまりの原因となる微粉を取り除くため水洗いしてから用います。
砂や水ゴケなど、保水力のある用土に植えます。鉢は、一般的には、2.5号から3号の羽蝶蘭専用焼締鉢やプラ鉢、駄温鉢が用いられます。

●管理
 水やりは、単に植物に水分と養分を与えるだけでなく、鉢の中に停滞している空気を鉢外に追い出し、酸素を多く含んだ新しい空気を鉢内に取り込み、根の活動を旺盛にする働きもあり、大切な作業です。春先の芽だしから蕾が見えるまで、毎朝水やりします。この時期は、成長期なので水を切らさないよう注意します、その後開花期(6〜7月)になりますが、この時期は、梅雨時なので水やりは控えめにし、鉢の表面が完全に乾いたら一日置いて水やりをします。この頃から空中温度が上がり、鉢内の温度も上昇し根を痛めるので、鉢内の温度を下げる意味でも、日没後も水やりします。梅雨期から開花後の夏場は水の管理の一番大切な時期で、過湿になりすぎると茎の根元から腐り、枯れてしまいます。水やりで気をつける事は、ジョロで葉の上からかけるのでなく、水指しで鉢の縁にたっぷりと与えます。葉と茎の間や茎の根元の袴に水が溜まると、立ち枯れ病の原因となります。
肥料は、芽だしから株が枯れるまで、ハイポネックス(5:10:5)の3,000倍液を灌水時与えます。 活力剤メネデールも月2回程、灌水時与えます。ただし、夏季の高温時は活力剤のみで液肥は与えないほうがよいでしょう。

●失敗メモ
 低地での高温に耐えられず、枯れてしまうことが多々ございます。夏場は涼しい場所で管理して下さい。
 栃木県で最初に発見された、シモツケ(下野)という木に似た花が咲く草なので、この名前がつけられました。濃いピンクと緑のコントラストが印象的です。高さ30〜100cm。鑑賞用に栽培されます。茎の上部で多く枝分かれし、5mmほどの小さな淡紅色の花を密につけます。花びらは5枚で、長い雄しべが良く目立ちます。

■栽培のポイント■
●植えつけ
 用土はこれでなければ、ということはありません。山砂、桐生砂、富士砂等単用でも混用でも結構ですが、ミジンを抜き、3〜5mmのものを使用します。また、赤玉土、鹿沼土のいずれか3〜7mm位を一割ほど混用しても好結果が得られます。鉢は、伝市鉢等通気性のある鉢を使用します。

●管理
 丈夫で、特段の手入れはありませんが、乾燥と直射日光に弱いので、乾きすぎないように注意します。株分け、植え替えは秋(寒地は春)に行います。どんな用土でも育ちますが、多湿には気をつけましょう。施肥は、植付け時に緩効性肥料を与えます。

●失敗メモ
 用土が細かすぎて、排水が悪く根腐れをおこしたり、植え替えを怠り、ネマトーダにやられることがあります。毎年一回の植え替えも用土の清潔さが要求されます。

商品特性上、11月〜3月の高山植物は地上部が枯れているものがありますが、 品質には問題ありません。翌春には新芽が芽吹いてきます。ご理解とご了承のほど、よろしくお願いいたします。

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