六方沢わさび
特性
- 沢わさびとしても畑わさびとしても栽培できる画期的な水陸両用わさびです。
- 肥大させた根だけでなく、葉わさび・花わさびとしても利用できます。
概要
原産地 | 日本 |
分類 | 非結球アブラナ科 |
日当たり | 半日陰 |
生育適温(気温) | 8~20℃ |
生育適温(水温) | 16~18℃ |
栽培カレンダー
植え方・管理[畑栽培の場合]
土の準備
強い直射日光を嫌うので、落葉樹の下など半日陰になる環境を用意します。
水はけのよい状態が望ましいので、畑の土に山砂を混ぜ込み排水性を上げておきます。
プランターで栽培する場合は野菜用の土をそのまま使用できます。
栽培期間が長くなりますので、有機質肥料を中心に元肥を与えます。
植え方
植え付けの適期は9月~4月頃です。
株間25cm程度で深植えにならないように植え付けます。
水やり
乾燥に弱い植物です。
土の表面が乾く前にたっぷりとあげるようにします。
プランター栽培の場合は土量が少ないので特に注意しましょう。
追肥
春と秋に窒素成分の少ない緩効性肥料を与えます。
植え方・管理[水栽培の場合]
土準備・植え付け
本来は涼しい沢での栽培が理想です。
鉢栽培の場合は7~8号程度の鉢に小砂利で植え付け、さらに鉢ごと漬物樽などに沈めるようにすると水替え管理などが楽になるのでおすすめです。
水深2cm程度になるように高さを調整しましょう。
水替え
新鮮な水での栽培が重要なので、できるだけ小まめに水替えするようにします。
追肥
春と秋に窒素成分の少ない緩効性肥料を与えます。
バラバラにならないよう、三角コーナー用の袋に入れて沈めます。
収穫・食べ方
収穫
植え付けから2年程度栽培すると青果販売しているような太い根が収穫できます。
3年以上経過すると分けつして親の根は腐ってしまうので、その前に収穫しましょう。
2年経過していれば時期を問わず収穫できます。
花わさびとしての収穫は4~5月、葉わさびは4~9月頃です。
葉わさび収穫は一度に沢山取り過ぎると弱ってしまうので、数枚残して収穫します。
食べ方
根わさびはすりおろして薬味に。砂糖を少量加えると辛味が引き立ちより美味しく楽しめます。
花わさび・葉わさびはサラダ・お浸し・漬物など。