ねぎにら

品種名:なかみどり

栃木県農業試験場登録品種

ExciteBit 2012年4月25日号掲載商品

日本農業新聞 2012年3月24日号掲載商品

現代農業 2012年2月号掲載商品

サカタのタネ「園芸通信」 2011年3月号掲載商品

日本農業新聞 2011年1月21日号掲載商品

趣味の園芸「やさいの時間」 2011年2月号掲載商品

NHK首都圏ネットワーク 2011年1月7日放映商品

ガーデンセンター別冊バイヤーズガイド 2011年1月号掲載商品

やさい畑 2011年春準備号掲載商品

農耕と園芸 2010年12月号掲載商品

特性

  • 栃木県農業試験場で開発されたネギとニラの交配種
  • 宇都宮の「新里ねぎ」を母、ニラの「きぬみどり」を父とする胚培養
  • ニンニク風の香りでギョウザの具にぴったりです。
  • 葉の断面が半月状になります。
  • 胚培養の植物ですので、花は咲きますが種子ができません。
  • 増殖はニラのように分けつしたものを株分けします。

概要

原産地 日本
分類 ネギ属/多年草
日当たり 日向
生育適温 15~25℃

栽培カレンダー

育て方・作業

土の準備

日光をかなり好むので、日当たりのよい場所を用意します。
土は保水性・排水性のよい弱酸性~中性の土壌が適します。
定植2週間前までに石灰による酸度調整と元肥をすき込みます。
肥料成分はN:P:K=各4~5kg/a。

植え方

植え付けの適期は3月下旬~6月下旬頃です。
畝間を40cmとし、増殖用の栽培は株間10cm。青果収穫のための栽培は株間20cm程度に1ヵ所1~4本で植え付けます。

水やり

土の表面が乾いたらあげるようにします。
乾燥しすぎは収量の低下につながりますので、乾燥しすぎに注意しましょう。

追肥

生育期間中、すて刈りおよび収穫をするたびに600g/a程度の追肥をします。
ほかに生育期間中に液肥を継続的に与えると再生速度アップ・増収が見込めます。

収穫

葉の長さ40cm程度になったら収穫です。
刈りとり収穫しますが、地際まで刈りとってしまうと再生に影響が出てしまうので3~4cmは残すようにして刈りとります。
収穫は作型に応じて年2~4回可能です。

食べ方

ニンニクのような風味はギョウザの具にぴったり!
お浸し、ぬた、サラダ、漬物、鍋物、炒め物など、様々にご利用いただけます。生で薬味にも。
花やつぼみも利用できます。

保温

保温

露地で越冬できる品種ですが保温することで増収が見込めます。
保温の開始は休眠が明ける1月下旬以降が適します。

手順

1.ビニール被覆
2.すて刈り
3.潅水
4.病害防除
5.マルチ被覆
6.数日後にマルチ切り

温度管理

保温開始当初は日中30℃。
1週間後に25℃。
2週間後は品質を高めるためやや下げる。
夜温は5℃以上を目標とします。